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空気清浄機は、使う部屋の広さに合う機種を選び、普段使うモードの音と風量、加湿の要否、手入れのしやすさで絞ります。 リビングと寝室を別々の時間に使うなら1台を移動する方法もあります。同時に使うなら、それぞれの部屋に置くことを考えましょう。

この記事でわかること

  • 部屋の広さと生活時間から、1台で使うか部屋ごとに置くか
  • 畳数の新旧基準と、普段使うモードの見方
  • 加湿の要否と、給水・手入れの確認ポイント
  • 条件別におすすめする4機種

結局どれを買えばいい?

加湿も使う広いリビングならシャープ KI-WX100、給水方法を選びたいならダイキン MCK907A、寝室で静音運転を重視するならパナソニック F-VXW90、加湿が不要ならダイキン MC757Aがおすすめです。

条件 おすすめ 選ぶ理由
広いリビングで加湿も使う シャープ KI-WX100 加湿量は最大1,100mL/h。約4.3Lのタンクを備える
給水方法を選びたい ダイキン MCK907A 上からの給水と、タンクを運んでの給水を選べる
寝室で静音運転を使いたい パナソニック F-VXW90 空気清浄のみの静音運転は18dB、風量は1.1m³/分
加湿は不要 ダイキン MC757A 加湿機能を備えない空気清浄機。給水や加湿部分の手入れが不要
パナソニック F-VXW90

パナソニック F-VXW90

シャープ KI-WX100

  • おすすめの理由: 最大1,100mL/hの加湿量と、約4.3Lの水タンクを備えています。
  • 合う家: リビングで空気清浄と加湿を一緒に使いたい家。
  • 合わない家: 加湿が不要な家や、大きな本体を置く場所がない家。
  • 選ぶときの注意: 本体は幅427×奥行305×高さ700mm、質量約14kg。加湿・静音時の加湿量は330mL/hです。

KI-WX100の公式仕様

ダイキン MCK907A

  • おすすめの理由: 上から給水する方法と、タンクを取り外して給水する方法を選べます。
  • 合う家: 設置場所や水場との距離に合わせて給水方法を選びたい家。
  • 合わない家: 給水や加湿部分の手入れを省きたい家。
  • 選ぶときの注意: 給水容量は上から給水する場合が約3.7L、タンク給水が3.0L。本体は幅352×奥行315×高さ777mmです。

MCK907Aの公式仕様

パナソニック F-VXW90

  • おすすめの理由: 空気清浄のみの静音運転は18dB。加湿も使えます。
  • 合う家: 寝室で静音運転を使い、必要なときは加湿もしたい家。
  • 合わない家: 加湿が不要な家や、静音運転でも大きな風量を求める家。
  • 選ぶときの注意: 空気清浄のみの静音運転は1.1m³/分。加湿・静音運転は25dB、加湿量300mL/hです。

F-VXW90の公式仕様

ダイキン MC757A

  • おすすめの理由: 加湿機能がないため、給水や加湿用のタンク・トレイの手入れが不要です。
  • 合う家: 加湿器を別に使っている家や、空気清浄だけを使いたい家。
  • 合わない家: 1台で加湿も済ませたい家。
  • 選ぶときの注意: 設置場所の広さとフィルターの手入れ方法を確認して選びましょう。

MC757Aの製品情報

あなたはどれ? 迷っているところから選ぶ

部屋の使い方、音、加湿のどれを優先するかで、確認する場所が決まります。

部屋ごとに使う時間を決める

同じ時間に使う部屋にはそれぞれ置き、使う時間が分かれるなら1台の移動も検討します。

例えば、夕方から夜はリビング、就寝中は寝室を使う場合は、1台を移動する方法と、各部屋に置く方法を比べられます。

1台を移動する場合と部屋ごとに置く場合 左はリビングから寝室へ1台を移動。右はそれぞれの部屋に1台ずつ置く図。 1台を移動 部屋ごとに置く リビング リビング 寝室 寝室 就寝前に移動 移動せず使える
図1 使う時間を分けて1台を移動するか、部屋ごとに置くかを考えます。

1台を移動するなら、質量、段差、電源コード、水の扱いと移動手順を取扱説明書で確認します。部屋ごとに置く場合は、本体代に加え、置き場所とそれぞれの手入れも必要です。

畳数は新旧基準と運転の種類をそろえる

畳数を比べるときは、同じ規格年と、同じ運転の種類で確認します。

空気清浄機の適用床面積には、JEM1467の旧基準と2026年の新基準があります。試験条件が異なるため、旧基準の数字を新基準の数字に換算して比べることはできません。JEMAの案内

また、空気清浄のみの畳数と、加湿を併用したときの畳数は別です。例えばKI-WX100の空気清浄適用床面積は、新基準で空気清浄のみが~28畳、加湿空気清浄が~22畳です。

普段使うモードの音と風量を見る

寝室では、普段使うモードの風量・運転音・消費電力をセットで見ます。

次の表は、いずれも空気清浄のみの低風量側のモードです。畳数は機種の適用床面積であり、表の静音モードでその広さに対応するという意味ではありません。

← 横にスクロールして比べられます →

機種シャープ KI-WX100ダイキン MCK907Aパナソニック F-VXW90
新基準の空気清浄適用床面積~28畳~28畳~23畳
モード静音しずか静音
風量2.0m³/分2.0m³/分1.1m³/分
運転音21dB22dB18dB
消費電力7.3W8W5.5W

出典:KI-WX100、MCK907A、F-VXW90、パナソニックの新旧基準案内。

F-VXW90は表の中で運転音が最も小さい一方、風量も異なります。KI-WX100の電力は無線モジュール非起動・モニター点灯側、MCK907Aはルーバー停止・無線通信切の値です。自動運転時の増速音や表示の明るさも、寝室で使う前提で確認しましょう。

加湿の要否と手入れで選ぶ

加湿を使わないなら清浄専用機、使うなら給水と水回りの手入れを続けやすい機種を選びます。

加湿機能付きは1台で空気清浄と加湿を使える一方、給水やタンク・トレイの手入れが必要です。水場までタンクを運ぶか、本体の上から給水するかも、置き場所に合わせて選びましょう。

機種 給水・加湿の特徴 確認したいこと
KI-WX100 タンク約4.3L。加湿・静音は330mL/h、23dB 本体の置き場所とタンクを運ぶ経路
MCK907A 上から給水約3.7L、タンク給水3.0L 使いやすい給水方法と、普段の運転設定
F-VXW90 タンク約4.0L。加湿・静音は300mL/h、25dB 空気清浄のみと加湿時の音の違い
MC757A 加湿機能なし 別に加湿が必要か

KI-WX100の最大加湿量1,100mL/hは強運転時の値です。静音運転での加湿量とは分けて確認しましょう。MCK907Aの加湿ターボは、設定湿度と部屋の湿度によって運転状態が変わります。

フィルターの交換目安と日常の手入れも別に確認します。例えばダイキンの集じんフィルターには約10年という交換・購入の目安がありますが、使用状況によって寿命は変わります。ダイキンの仕様・注記

吸込口と手入れの空間を残す

本体が入るだけで決めず、空気の通り道と、タンクやフィルターを取り出す空間を残します。

空気清浄機の周囲に残す空間 吸込口と吹出口をふさがず、タンクやフィルターを取り出せる空間を確保する図。 本体 図は模式図 吹出口 吸込口 取り出す 空間 必要な離隔距離は機種の説明書で確認
図2 吸込口・吹出口をふさがず、手入れするための空間を残します。

吸込口や吹出口の位置、周囲に必要な距離は機種ごとに違います。購入前に取扱説明書を見て、タンクやフィルターを取り出せるか、通路や扉の邪魔にならないかを確かめましょう。

本体代と維持費を同じ期間で比べる

本体代だけでなく、普段の運転にかかる電気代と交換部品を合わせて比べます。

費用 確認するもの
本体 型番、税込価格、送料
電気代 普段使うモードの消費電力、運転時間、電力単価
交換部品 適合する部品の型番、価格、交換目安
その他 必要な設置用品、旧機の処分費など

一定の消費電力で運転すると仮定した電力量料金は、次の式で概算できます。

消費電力(W)÷1,000 × 運転時間(時間)× 電力単価(円/kWh)

自動運転では風量に合わせて消費電力も変わるため、この式は一定のモードで使う場合の目安です。交換部品は、購入時に本体へ同梱されるものと、期間中に追加購入するものを分けて計算しましょう。

よくある質問

リビングと寝室の畳数を足して選べばいい?

畳数を足す前に、どの時間にどちらの部屋を使うかを決めます。 別の時間に使うなら移動を検討し、同時に使うなら部屋ごとに置く方法を考えましょう。

静音モードのdBが小さい機種を選べばいい?

同じモードの風量も一緒に見ます。 静かなモードほど風量が小さい機種もあるため、音と風量を並べて選びましょう。

加湿量は最大値だけ見ればいい?

普段使うモードの加湿量を見ます。 最大加湿量は強運転時の値で、静音運転時とは異なります。

花粉とにおいは同じ項目を見ればいい?

花粉やほこりは集じん、においは脱臭の仕様を確認します。 気になるものを先に決め、候補機種の説明と試験条件を見比べましょう。