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空気清浄機は、使う部屋の広さに合う機種を選び、普段使うモードの風量と運転音を確認しましょう。加湿もしたいなら、給水方法と手入れのしやすさまで比べます。加湿が不要なら、空気清浄専用機が候補です。

この記事でわかること

  • 部屋の広さと使い方に合う機種
  • 寝室で使うときの風量と運転音の見方
  • 加湿機能の給水・手入れで確認したいこと
  • 置き場所と購入後の費用の考え方

結局どれを買えばいい?

加湿も使うなら給水方法、加湿が不要なら空気清浄専用機から選びましょう。

※この章では商品を紹介しています。広告を含みます。

使い方 おすすめ 理由と選ぶときの注意
広い部屋で加湿も使いたい シャープ KI-WX100 空気清浄のみの適用床面積は新基準で28畳。加湿併用時は22畳なので、使うモードに合わせて部屋の広さを確認
給水方法を選びたい ダイキン MCK907A 上からの給水とタンク給水に対応。給水方法によって容量表記が異なる
寝室でも加湿を使いたい パナソニック F-VXW90 静音モードの仕様を確認しやすい。空気清浄のみと加湿時では、風量や運転音が異なる
加湿はいらない パナソニック F-PX70C 空気清浄専用機を探している人向け。購入前に部屋の広さ、設置場所、普段使うモードの仕様を確認
パナソニック F-VXW90

パナソニック F-VXW90

パナソニック F-PX70C

パナソニック F-PX70C

シャープ KI-WX100

空気清浄と加湿を一台で使い、広めの部屋に置きたい人向けです。 空気清浄のみの適用床面積は新基準で28畳。加湿空気清浄では22畳です。

  • 合う家:リビングで空気清浄と加湿の両方を使いたい家
  • 合わない家:加湿を使わず、給水や加湿部分の手入れが不要な機種を探している家
  • 選ぶときの注意:加湿空気清浄・静音の加湿量は330mL/h。最大1,100mL/hは強運転時の値です

メーカー仕様

ダイキン MCK907A

上から給水するか、タンクを運んで給水するかを選びたい人向けです。 上から給水する場合は約3.7L、タンク給水は3.0Lです。

  • 合う家:設置場所に合わせて給水方法を選びたい家
  • 合わない家:加湿を使わず、空気清浄専用機を探している家
  • 選ぶときの注意:加湿ターボは湿度に応じて清浄優先と加湿優先が切り替わり、風量や加湿量、適用床面積の目安が変わる場合があります

メーカー仕様

パナソニック F-VXW90

寝室でも加湿を使い、静音モードの仕様を確認して選びたい人向けです。 空気清浄のみの静音は18dB、加湿・静音は25dBです。

  • 合う家:寝室などで空気清浄と加湿を使いたい家
  • 合わない家:加湿機能が不要な家
  • 選ぶときの注意:空気清浄のみと加湿時では運転音が異なります。加湿空気清浄の適用床面積は新基準20畳、旧基準35畳です

メーカー仕様/メーカー比較表

パナソニック F-PX70C

加湿機能が不要で、空気清浄専用機を探している人向けです。 加湿機能付きの3機種とあわせて、専用機の候補に入れましょう。

  • 合う家:加湿は別に考え、空気清浄を目的に使いたい家
  • 合わない家:空気清浄と加湿を一台で済ませたい家
  • 選ぶときの注意:部屋の広さに合うか、普段使うモードの風量と運転音、設置場所を購入前に確認しましょう

あなたはどれ? 使い方から選ぶ

迷ったら、まず使う部屋と加湿の要否から確認しましょう。

部屋ごとの使い方を決める

一台をどの部屋に置き、何時に使うかを先に決めましょう。

リビングと寝室で使う時間が分かれているなら、一台を移動する方法があります。両方の部屋で同時に使うなら、それぞれに置く方法を検討します。

次の図は、使う時間帯に合わせて一台を移動する配置例です。

部屋ごとの配置例 夕方はリビング、夜は寝室で一台を使う例 リビング 18〜23時に使う 条件を確認して移動 寝室 23〜7時に使う
図1 一台を時間帯で使い分ける配置例

移動する場合は、段差や電源、持ち手に加え、加湿用の水の扱いを取扱説明書で確認します。

使い方 向いている生活 確認すること
一台を一部屋に固定 主に同じ部屋で使う 置き場所と、その部屋で使う時間
一台を部屋間で移動 リビングと寝室を使う時間が分かれる 持ち運び、段差、電源、水の扱い
寝室にもう一台置く リビングと寝室で同時に使いたい 追加費用、置き場所、二台分の手入れ
一つながりの空間に置く 扉で区切られていない空間で使う 空間の広さと、吸込口・吹出口をふさがない位置

部屋の広さを足して適用床面積以内に収まっても、家全体への効果を示す数字にはなりません。扉の開閉や人が過ごす時間も含めて、配置を考えましょう。

畳数は規格年と運転区分を確認する

畳数を比べるときは、規格年と「空気清浄のみ・加湿併用」の区分をそろえます。

空気清浄機のJEM1467は、旧基準と2026年の新基準で試験条件が異なり、数字を相互に換算できません。店頭で畳数を比べるときは、正式型番と規格年をメーカー資料で確認します。JEMAの案内

機種 空気清浄のみ 加湿空気清浄
シャープ KI-WX100 新基準~28畳 新基準~22畳
パナソニック F-VXW90 新基準23畳 新基準20畳/旧基準35畳

出典:KI-WX100仕様/パナソニックの選び方/パナソニック比較表

加湿を使うときは、空気清浄のみの畳数ではなく、加湿空気清浄の欄を見ます。空気清浄機は換気の代わりにはならないため、換気も行いましょう。

普段使うモードの風量と運転音を見る

風量・運転音・消費電力は、同じ機種の同じモードで比べます。

静音モードの運転音と強運転の風量を組み合わせると、普段の使い心地を比べられません。次の図のように、仕様表の同じ行を見ましょう。

同じモードの値を見る 静音モードの風量、運転音、消費電力を同じ行で確認する 同じ「静音」の行を見る モード 静音 風量 空気を送る量 運転音 音の大きさ 消費電力 使う電力 強運転の風量とは混ぜない
図2 風量・運転音・消費電力は同じモードで確認する

同じ静音モードでも、機種によって風量は異なります。音の数字だけでなく、空気を送る量も一緒に見ましょう。

← 横にスクロールして比べられます →

正式型番シャープ KI-WX100ダイキン MCK907Aパナソニック F-VXW90
空気清浄のみのモード静音しずか静音
風量2.0m³/分2.0m³/分1.1m³/分
運転音21dB22dB18dB
消費電力7.3W8W5.5W

出典:KI-WX100仕様/MCK907A仕様一覧/F-VXW90仕様

KI-WX100の電力は無線モジュール非起動・モニター点灯側、風向き初期位置の値です。MCK907Aはルーバー停止・無線通信切の条件です。F-VXW90は仕様表の値で、Wi-Fi接続時の運転増分は確認できていません。

F-VXW90は表の中で運転音が最も小さい一方、風量も異なります。自動運転で風量が上がったときの音や表示の明るさも、寝室で選ぶ際の確認ポイントです。

加湿を使うなら給水と手入れを確認する

加湿機能付きは、給水方法と普段使うモードの加湿量を確認して選びます。

タンク容量は、KI-WX100が約4.3L、F-VXW90が約4.0Lです。どちらも2Lペットボトル約2本分の水が入ります。MCK907Aは上から給水する場合が約3.7L、タンク給水が3.0Lです。

機種 普段使うモードの確認ポイント
KI-WX100 加湿空気清浄・静音は330mL/h、23dB。最大1,100mL/hは強運転時
MCK907A 上から給水とタンク給水で容量表記が異なる。加湿ターボは湿度によって運転が切り替わる
F-VXW90 加湿・静音は300mL/h、25dB。お急ぎ加湿930mL/hと空気清浄のみの静音18dBは別条件

出典:KI-WX100仕様/MCK907A仕様一覧/F-VXW90仕様

給水場所まで水を運べるか、タンクを洗えるか、トレイを取り出せるかも確認しましょう。フィルターの交換目安が「約10年」と書かれていても、掃除が不要という意味ではありません。手入れの方法と周期は取扱説明書で確認します。

置き場所は手入れと通路の空間まで考える

本体が入るだけでなく、吸排気と手入れに必要な空間を確保します。

機種 本体寸法:幅×奥行×高さ
KI-WX100 427×305×700mm
MCK907A 352×315×777mm
F-VXW90 398×287×640mm

表は本体の寸法です。周囲に必要な距離、タンクやフィルターの着脱、扉の開閉をメーカーの取扱説明書で確認しましょう。

購入後の費用は同じ期間で比べる

本体代に、普段の運転による電気代と交換部品代を足して比べます。

費用 確認すること
本体代 型番、税込価格、送料
電気代 普段使うモード、運転時間、使用日数、電力単価
交換部品代 適合品番、交換目安、必要個数、価格
その他 必要な設置用品、旧機の処分費、任意の保証

価格や在庫は変動します。

一定の消費電力で運転する場合の電気代は、W÷1,000×運転時間×電力単価で概算できます。自動運転では風量に合わせて消費電力も変わるため、実際の費用は運転状況に応じて変わります。

既存機を使い続ける案と比べるときは、これから必要になる支出を比べましょう。すでに支払った本体代は、今後の支出には加えません。

よくある質問

加湿を使わないなら、どれを選ぶ?

空気清浄専用機を候補に入れましょう。 F-PX70Cのような専用機と加湿機能付きの機種を、部屋の広さ、普段のモード、設置場所で比べます。

適用床面積が広い機種なら、弱い運転でも同じ広さに使える?

適用床面積と、静音など低風量モードの仕様は分けて確認します。 畳数の数字を、そのまま低風量モードでの対応範囲として読まないようにしましょう。

花粉とにおいは同じように取れる?

花粉やほこりの捕集と、ガス状のにおいへの対処は別の性能です。 気になるものを決めてから、候補機種の仕様を確認しましょう。